「月日雁木盆にアベイユフルール和の寄せ植え」
月日雁の木盆、お茶とお茶菓子付き
日時:5月12日(月)10:00~13:00 / 14:30~17:30
場所:Melodies Graphiques 4区 Paris
当店で毎年下萌えの頃に開催するイベントで大人気のアベイユフルールを使ったdeuxRワークショップ。
2年前パリでやってみたいね。と話した夢を、今年5月にパリ4区にあるMelodies Graphiquesにて
当店の新しい試みである月日雁の木盆のお披露目発表と合わせ和の寄せ植えを開催します。
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日本の広葉樹の森で育ったイタヤカエデをひとつひとつ手作りで仕立てた小さな盆に、
日本のスミレをはじめ、スズランや原種アネモネ、アイリスなどを寄せ植え風にアレンジします。
(花材は画僧と変わる場合がございます)
お花が終わった後は、盆は菓子皿として使ったり、
ジュエリーなどを入れるトレイなどにお使いいただけます。
○月日雁の盆
<材料>
日本は古来より樹木の伐採は季節を見極めて行っていました。
木は太陽と月のリズムによってその生命活動を変化させています。
今回の広葉樹は葉が落ちた後、生命の活動が落ち着いた頃を見計らって、伐採に適した木だけを選りすぐりました。
最適な時期に選別した木だけを伐採します。
良質な木材を得るため、そして森林保全のために一見非効率なようでも伐採方法を吟味した木材を使用しています。
今回は東北エリアで育った高密度の良質なイタヤカエデ。
雪の積もる季節に切り出した木材になります。
現代の木材乾燥は、一般的には人工乾燥が多いですが、昔ながらの時間のかかる自然に乾燥させた方法を採用しています。
天然乾燥によって樹種に適した含水率になったものだけを使用。
今回の木材は2〜3年天然乾燥させたものです。
<色>
グレーの色は着色ではなく鉄媒染という手法で染め、4〜5度の工程を経て狙ったグレーに仕上げています。
<特殊加工 ”L’eau du tempe”>
”L’eau du tempe”(時の流れを変える水)加工とは、
月日雁が独自に開発した水と油がすぐに浸透しないようにする特殊加工です。
木の表面の質感は変えず、木の経年変化の時間を長くする特別なものです。サラダやバターなどを載せても軽く拭き取ることですぐにシミになることを防ぎます。
○アベイユフルール(蜜蝋花)
ドライフラワーを蜜蝋でコーティングする事で、
ドライフラワーより長く飾っていただけます。
飾る場所や時期にもよりますが、3〜4ヶ月くらいから少しずつ褪色していきます。
なるべく日光や電球などの灯りが直接当たらない場所、また湿気に弱いので乾燥した場所に飾ると長くお楽しみいただけます。
アレンジメント仕上がりサイズ
φ15.5cm H15cm
・木盆
サイズ :φ15.5cm H3cm
ブランド:月日雁 (Tsukihikari)
作家 :尾関明彦 (Akihiko Ozeki)
・持ち物
ワイヤーが切れる工作用のハサミ
お持ち帰り袋(作品が入るなるべくしっかりした袋)
<プロフィール>
◆フラワーアレンジ講師 : deuxR 渡部裕美(Yumi Watanabe)
1997年より独学でドライフラワーを学び、2004年より7年間の実店舗経営を経て、大手百貨店はじめ全国各所にてレッスンや企画展を開催。
2013年、「蜜蝋花(アベイユフルール)」を考案
2019年4月、著作本「deuxRのドライボタニカル 」(グラフィック社)を出版。
◆月日雁 (Tsukihikari)
自然と人との深いつながりを重んじる木を使ったものづくりブランド。
その名に込められた「月」「日」「雁」の三つの要素は、自然の循環を表現しています。
自然の循環に時の刻印を重ねる木と人が繋がることを願い、生活に寄り添う木の道具づくりを行っています。
◆木工作家:尾関明彦 (Akihiko Ozeki)
自然と共生する木工技術の探求者になるべく、
自然豊かな森に入り木と対話しながらその技術を磨いています。
木工における思想は、物を作ることにとどまらず、
自然との対話、循環、再生を尊重し、
その技術を生活様式に落とし込むことを目指しています。
◆Style-Hug Gallery
2007年9月原宿にて日本各地の作家が制作したうつわを取扱うギャラリー開店。金継ぎ、花生け、食事会などうつわにまつわる生活に基づいたワークショップを各種主宰。
2017年 うつわ紹介や使い方などを記した著作本「あったらいいうつわ」(光 社)出版
2019年11月 渋谷区代々木に移転
◆Mélodies Graphiques
1986年に創業されたカリグラフィー専門店を、2015年からカリグラファー竹内仁海さんとイタリア人パートが受け継いだカリグラフィー専門店&文房具店








